買ってみたい会社は決まったんです。でも証券会社の検索窓に会社名を入れても、似た名前がいくつも出てきて…。どれを選べばいいのか分からなくて、手が止まっちゃいました。
それは「ティッカー」を先に調べると一発で解決するよ。ティッカーは米国株につけられた短い記号のこと。これが分かれば、検索窓に日本語の会社名を入れて迷う必要がなくなる。調べ方と、同じ名前の銘柄の見分け方まで案内するね。
この記事を読み終えると、次の3つができるようになります。
この記事でできるようになること
- ティッカー(銘柄コード)が何かを説明できる
- 買いたい会社・ETFのティッカーを自分で調べられる
- 同じ名前の銘柄が複数出てきたときに、正しいものを選べる
はじめて米国株を注文する流れをまだ見ていない人は、先に楽天証券で米国株を買う方法(はじめての方へ)を読むと、ティッカーがどの場面で必要になるかがつかめます。
ティッカーって何?
ティッカー(ティッカーシンボル)は、米国株につけられた短いアルファベットの記号です。日本株に「7203(トヨタ)」のような4桁の証券コードがあるように、米国株には「AAPL(アップル)」のような記号が割り当てられています。
証券会社の検索窓は、この記号を入れると銘柄を正確に特定できます。会社名(とくに日本語名)で探すと表記ゆれや同名企業でヒットがぶれますが、ティッカーなら1つに定まります。
| 買いたいもの | ティッカー |
|---|---|
| Apple(アップル) | AAPL |
| Microsoft(マイクロソフト) | MSFT |
| Amazon(アマゾン) | AMZN |
| S&P500に連動するETF | VOO など |
| 全米株式に連動するETF | VTI など |
アルファベット何文字、みたいな決まりはあるんですか?
おおむね1〜5文字のアルファベットだよ。1文字(例:Visaの「V」)もあれば、4〜5文字のものもある。文字数で悩む必要はなくて、「その会社の正式なティッカーを1つ確認する」だけで大丈夫。次に調べ方を見ていこう。
ティッカーの調べ方(3つの方法)
方法は複数ありますが、確実な順に3つ紹介します。どれか1つで確認できればOKです。
証券会社の銘柄検索を使う(いちばん実用的)
いつも使っている証券会社の外国株式ページで、会社名(英語)を検索窓に入れます。候補が出たら、その銘柄ページに書かれているティッカーを確認します。実際に取引する画面でそのまま確認できるのが最大の利点です。楽天証券なら外国株式の検索窓から確認できます(楽天証券 公式サイト)。
会社の公式サイト(IR・投資家情報)で確認する
上場企業は、自社サイトの「Investor Relations(投資家向け情報)」ページに、上場している取引所とティッカーを記載しています。これが最も一次情報に近い確認方法です。英語ページになりますが、「NYSE: ○○○」「NASDAQ: ○○○」のような表記を探せば見つかります。
株価情報サイトで会社名から検索する
Yahoo Finance などの株価情報サイトで会社名を英語で検索すると、ティッカーと取引所が表示されます。ニュースや基本情報も一緒に見られるので、どんな会社か確認したいときに便利です。ただし最終的な取引は証券会社の画面で行うので、注文前にもう一度、証券会社側の銘柄名と一致しているかを見ておくと安心です。
3つもあると、逆にどれからやればいいか…。
迷ったら方法1(証券会社の検索)だけで十分だよ。取引する画面でそのまま確認できるから、二度手間がない。方法2・3は「本当にこの会社で合ってる?」と念のため裏を取りたいときの確認用、くらいに考えておいて。
同じ名前の銘柄が出てきたら
ティッカーを調べていると、似た名前や同じティッカーが別の市場にも出てくることがあります。ここが最大の迷いどころです。
迷いどころの既定解(これでOK)
「どれを選べばいいか分からない」ときは、次の3点で見分けます。
- 取引所を見る → アメリカの株なら「NYSE(ニューヨーク証券取引所)」か「NASDAQ(ナスダック)」と表示されているものを選ぶ
- 通貨を見る → 米国株は価格が「USD(米ドル)」建て。別の通貨になっているものは別市場の銘柄です
- 正式名称を照合する → 証券会社の銘柄ページに出る英語の正式名称が、公式サイトの社名と一致しているか確認する
この3つが揃っていれば、狙った銘柄で間違いありません。
同じ会社でもアメリカ市場とヨーロッパ市場の両方に上場していたり、名前の似た別会社があったりします。「取引所・通貨・正式名称」の3点を確認する習慣をつけると、取り違えを防げます。
ETFのティッカーで気をつけること
VOOやVTIのようなETF(上場投資信託)も、株と同じようにティッカーで探します。ETFで迷いやすいのは「似た中身の商品が複数ある」点です。
たとえばS&P500に連動するETFは1つではなく、運用会社ごとに複数あります。ティッカーが1文字違うだけで中身や経費率が異なることもあるので、「運用会社名」と「連動する指数」の2つをあわせて確認しておくと安心です。代表的なVOOとVTIの違いはVOO(S&P500)とVTI(全米株式)の違いで整理しています。
記号を1つ確認するだけで、こんなに迷いが減るんですね。もう手が止まらずに検索できそうです!
まとめ
ティッカーの調べ方と見分け方
- ティッカー=米国株の短い記号(例:AAPL、MSFT、VOO)。検索窓に入れると銘柄を1つに特定できる
- 調べ方は3つ。迷ったら「証券会社の銘柄検索(方法1)」だけでOK
- 同名銘柄で迷ったら「取引所・通貨・正式名称」の3点で見分ける
- ETFは「運用会社名」と「連動する指数」もあわせて確認する
ティッカーが分かれば、注文画面での検索はもう迷いません。次は実際の注文の流れを楽天証券で米国株を買う方法で確認して、気になっていた1株を注文してみてください。
※当記事は情報提供を目的としたものであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資の最終判断はご自身の責任でお願いします。