いざ米国株を買おうとしたら、注文画面で「円貨決済」と「外貨決済」を選べって出てきて…。ここで固まっちゃいました。押して大丈夫なやつはどっちですか?
あるあるの迷いどころだね。先に結論を言うと、少額で・たまに買うなら「円貨決済」でOK。違いはたった1つ、「両替を自分でやるか、証券会社に任せるか」だけなんだ。順番に見ていこう。
まだ買い方の全体像がつかめていない人は、先に楽天証券で米国株を買う方法を読むと、この記事の位置がわかりやすくなります。
この記事を読み終えると、次のことがわかるようになります。
この記事でわかること
- 円貨決済と外貨決済は「何が」違うのか(違いは1つだけ)
- それぞれの為替手数料はいくらか(公式データ)
- 自分はどっちを選べばいいか(迷いどころの既定解)
違いは「両替を誰がやるか」だけ
米国株はアメリカの会社の株なので、買うにはドルが必要です。手元にあるのは日本円。この「円→ドルの両替」をいつ・誰がやるかが、2つの決済方法の違いのすべてです。
- 円貨決済(日本円で買う) … 注文と同時に、証券会社が自動で日本円をドルに両替してくれます。あなたは日本円の金額を見ながら注文するだけ。両替の作業はありません。
- 外貨決済(ドルで買う) … 事前に自分で日本円をドルに両替してから、そのドルで株を買います。ひと手間かかるぶん、両替のタイミングを自分で選べます。
なるほど、やることはどっちも「両替して買う」で同じなんですね。じゃあ手間のない円貨決済でよさそう…と思ったけど、手数料は変わらないんですか?
そこは正直に言うね。為替手数料には差があるんだ。ただ「差がある=外貨決済が正解」とは限らない。金額を具体的に見てから決めよう。
為替手数料はいくら違う?(楽天証券の場合)
楽天証券の公式ページ(米ドルと日本円のどちらで購入するのがおすすめ?・2026年7月時点)によると、為替手数料はこう決まっています。
| 決済方法 | 為替手数料 | 両替の手間 |
|---|---|---|
| 円貨決済 | 1米ドルあたり 25銭 | なし(自動) |
| 外貨決済 | 0円 | あり(自分で用意) |
「25銭」と言われてもピンとこないので、金額にしてみます。1米ドルあたり25銭なので、たとえば1,000ドル(仮に1ドル=150円なら約15万円)ぶんを買うと、為替手数料は約250円です。売るときにも同じだけかかるので、買って売って往復で約500円というイメージです。
15万円で250円…。安くはないけど、そこまで大きくもない、という感じですね。
その感覚が正しいよ。少額なら誤差、金額が大きく・回数が増えるほど効いてくるコストなんだ。だから「いくら・どのくらいの頻度で買うか」で答えが変わる。ちなみに円貨決済は楽天市場のポイント優遇(SPU)の対象になる特典もあるよ(条件は公式で確認してね)。
どっちを選ぶ?タイプ別の考え方
為替手数料の差は「少額なら誤差、大きな金額・高頻度なら無視できない」という性質のものです。そこで、自分がどちらのタイプに近いかで選びます。
円貨決済が向いている人
- まずは少額(数万円〜十数万円)で試したい人:手数料の差は数百円レベル。それより「両替の手間ゼロ」の安心感が勝ちます。
- 手間をかけずに続けたい人:積立のように定期的に買う場合も、円貨決済なら毎回の両替が不要です。
- 楽天市場をよく使う人:円貨決済はSPUの対象で、ポイント面のメリットもあります。
外貨決済が向いている人
- まとまった金額(数十万〜数百万円)を動かす人:為替手数料の差がそのまま金額に効いてきます。
- 売買の回数が多い人:往復のたびに手数料がかかるため、回数が多いほど差が開きます。
- 両替のタイミングを自分で選びたい人:円高のときにまとめてドルにしておく、といった判断をしたい人に向きます。
迷いどころの既定解(これでOK)
- 特別な事情がなければ、最初は「円貨決済」でOK。理由は3つ——(1)両替の手間がなく操作がシンプル (2)少額なら手数料の差は数百円で誤差の範囲 (3)日本円の金額を見ながら注文できて金額感がつかみやすい
- ただし、まとまった金額を一度に動かす人・売買の回数が多い人は「外貨決済」を検討。為替手数料の差が金額として効いてくるためです
- 迷ったら、まず円貨決済で1回買ってみる。慣れて金額が増えてきたら外貨決済に切り替える、という順番で問題ありません
私はまだ少額で試す段階だから、円貨決済で始めてみます。金額が大きくなってきたら、そのとき外貨決済を考えればいいんですね。
それでバッチリ。決済方法は1回ごとに選べるから、あとから変えても大丈夫。今日の1回を止めないことのほうがずっと大事だよ。
1つだけ注意:どちらも「為替の影響」は受ける
手数料の話とは別に、覚えておきたいことが1つあります。円貨決済でも外貨決済でも、円とドルの交換レート(為替)が動く影響は同じように受けます。決済方法を変えても、円高・円安による評価額の増減から逃げられるわけではありません。
まとめ
円貨決済と外貨決済・早見表
- 違い:両替を「証券会社に任せる(円貨)」か「自分でやる(外貨)」か、それだけ
- 為替手数料(楽天証券・執筆時点):円貨=1ドル25銭/外貨=0円
- 目安:少額・たまに買う→円貨でOK/大きな金額・高頻度→外貨を検討
- 共通:どちらも為替レートの変動の影響は同じように受ける
決済方法は、注文画面で立ち止まりやすい最初の関門ですが、正体は「両替を誰がやるか」だけ。少額で始めるうちは円貨決済で十分です。選び方がわかったら、あとは実際の注文画面を進めるだけです。
※手数料・特典の条件は執筆時点(2026年7月)のものです。最新の内容は必ず楽天証券 公式サイトでご確認ください。
※当記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買や決済方法を推奨するものではありません。投資の最終判断はご自身の責任でお願いします。