※紹介する画面・仕様は執筆時点のものです。最新の条件は必ず楽天証券 公式サイトでご確認ください。
新NISAでオルカンやS&P500の積立は始めたんですけど、AppleとかVOOって、どこから買えばいいのか分からなくて…。
安心して。新しい口座も、ドルへの両替も要らない。いま使っている楽天証券のNISA成長投資枠で、そのまま買えるよ。しかも米国株の取引手数料はNISAなら0円。まずそこから確認しよう。
先に結論:コストは「NISAかどうか」で決まる
- NISA(成長投資枠)で買う → 米国株・米国ETFの取引手数料は0円(出典:[楽天証券 NISAの手数料](https://www.rakuten-sec.co.jp/web/nisa/commission/))
- 特定口座など課税口座で買う → 約定代金の0.495%(税込)。最低0米ドル・上限22米ドル(出典:[楽天証券 米国株式 手数料](https://www.rakuten-sec.co.jp/web/us/stock/commission.html))
- どちらでもかかるのが為替手数料。円のまま買う「円貨決済」は1米ドルあたり25銭(同上)
この記事を読み終えると、次の3つができるようになります。
この記事でできるようになること
- 自分の注文で実際にいくら引かれるかを、金額で見積もれる
- 楽天証券の画面で米国株・米国ETFを検索して注文を出せる
- 「円貨決済/外貨決済」「指値/成行」「口座区分」で迷わず選べる
手数料は結局いくら? 10万円買うときの内訳
「楽天証券の米国株は手数料が高いのでは」と気になって調べ始めた人向けに、先に金額で示します。以下は1ドル150円・10万円分(約667ドル)を円貨決済で買った場合の目安です。
| かかるもの | NISA成長投資枠 | 特定口座(課税口座) |
|---|---|---|
| 取引手数料 | 0円 | 約定代金の0.495%=約495円 |
| 為替手数料(円貨決済・買い) | 25銭/米ドル=約167円 | 25銭/米ドル=約167円 |
| 合計(買うとき) | 約167円 | 約662円 |
つまり、同じ10万円の注文でも、NISAで買うか課税口座で買うかで約495円の差が出ます。買うときにかかるのはこの2つだけで、口座管理料のような固定費はありません。
為替手数料そのものをどう考えるか(円貨決済と外貨決済のどちらを選ぶか)は、米国株の円貨決済と外貨決済はどちら?で金額別に整理しています。
楽天証券のままでいい3つの理由
「米国株を買うなら別の証券会社のほうがいいのでは?」と考える人もいますが、すでに楽天証券で積立をしているなら、まずは楽天証券のままで始めるのが最短です。理由は3つあります。
理由1:NISA成長投資枠なら取引手数料が0円
新NISAの「つみたて投資枠」は対象の投資信託だけが対象ですが、米国の個別株や海外ETFは「成長投資枠」で購入できます。楽天証券なら、いま積立に使っているNISA口座の成長投資枠をそのまま使えて、しかも米国株式(米国ETFを含む)の取引手数料は無料と公式に明記されています(出典:楽天証券 NISAの手数料。対象商品の詳細はNISAのページ)。
NISA枠を使うか課税口座にするかで迷っている人は、米国株はNISA成長投資枠と特定口座のどっちで買う?もあわせて読んでみてください。
理由2:1株から・円のままで買える
米国株は1株から購入でき、支払いも「円貨決済」を選べば日本円のままで買えます。ドルへの両替を自分でやる必要はありません。貯まっている楽天ポイントを米国株の買付(現物・円貨決済)に充てることもできます(出典:楽天証券 米国株式 手数料)。
理由3:積立と同じ画面で資産をまとめて管理できる
証券会社を分けると、資産全体の把握が一気に面倒になります。積立(投資信託)と米国株を同じ口座で持てば、資産推移もNISA枠の残りも1つの画面で確認できます。
まとめ:楽天証券のままでいい3つの理由
- NISA成長投資枠なら米国株・米国ETFの取引手数料が0円
- 1株から・円貨決済で買える(両替不要・ポイントも使える)
- 積立と同じ画面で資産をまとめて管理できる
準備するものは2つだけ
外国株式取引口座があるか確認する
楽天証券の総合口座を開いたとき、多くの場合「外国株式取引口座」も同時に開設されています。ログイン後のメニューから「外国株式」のページが開ければ準備OK。もし未開設なら、外国株式のページから無料で申し込めます(申込に費用はかかりません)。
買付資金(日本円でOK)
円貨決済を使うので、証券口座に日本円が入っていれば大丈夫です。楽天銀行と連携(マネーブリッジ)している人は、銀行残高から自動で充当されます。
ドルに両替してから…って本で読んだんですけど、しなくていいんですか?
「外貨決済」を選べば自分で両替する方法もあるけど、最初は円貨決済でOK。両替の手間なしで、日本円の金額を見ながら注文できるよ。含まれる為替コストは1米ドルあたり25銭。1ドル150円なら買う金額のおよそ0.17%——10万円で約167円だね。
米国株を買う5ステップ
ログインして「外国株式」を開く
楽天証券にログインし、メニューから「外国株式・海外ETF」を選びます。スマホアプリ(iSPEED)でも同じ流れで取引できます。
ティッカーで銘柄を検索する
検索窓に銘柄の「ティッカー」を入力します。ティッカーは米国株の略称記号のことです(ティッカーの調べ方はこちら)。
| 買いたいもの | ティッカー |
|---|---|
| Apple(アップル) | AAPL |
| Microsoft(マイクロソフト) | MSFT |
| S&P500に連動するETF | VOO など |
| 全米株式に連動するETF | VTI など |
「買い」を押して注文内容を入力する
銘柄ページで「買い」を選ぶと注文画面になります。入力するのは主に4つです。
- 数量 … 1株から指定できます
- 価格 … 「指値(さしね)」か「成行(なりゆき)」を選びます
- 口座区分 … 「特定」「一般」「NISA」から選びます
- 決済方法 … 「円貨決済」「外貨決済」から選びます
し、指値と成行…?もう分からなくなってきました…。
迷ったらこの既定解でいこう。「指値」=この価格以下なら買う、と自分で上限を決める方法。「成行」=いくらでもいいから今の価格で買う方法。少額で試すなら成行でも大きな問題は起きにくいけど、初回は「いまの株価より少し上の指値」にしておくと、想定外の高値づかみを防げて安心だよ。
迷いどころの既定解(これでOK)
- 口座区分 → NISAで買うなら「NISA」を選ぶ(成長投資枠が使われ、取引手数料も0円になります)。枠を使いたくないときは「特定」
- 決済方法 → 最初は「円貨決済」でOK(為替手数料25銭/米ドル)
- 価格 → 初回は「現在値より少し上の指値」が安心
注文内容を確認して発注する
確認画面で「銘柄・数量・口座区分」の3点を見直してから、取引暗証番号を入力して発注します。特に口座区分がNISAになっているかは、あとから変更できないのでここで必ず確認しましょう。
NISA口座の米国株注文でも、**注文の時点では本来の手数料に相当する金額がいったん仮拘束されます**。手数料が発生したわけではなく、約定後のメンテナンス時に拘束が解除され、買付余力に戻ります。慌てて注文を取り消す必要はありません。出典:[楽天証券 NISAの手数料](https://www.rakuten-sec.co.jp/web/nisa/commission/)
約定(やくじょう)を確認する
米国市場が開くのは日本時間の夜です(夏時間はおおむね22:30〜翌5:00、冬時間は23:30〜翌6:00)。市場が閉まっている昼間に注文しても、予約として受け付けられ、市場が開いたら執行されます。夜更かしは不要です。翌朝に注文照会で「約定」となっていれば購入完了です。
昼間に注文して、寝てる間に買えてるってことですね。思ったよりかんたんでした!
よくある声と、この記事の答え
実際に使っている人がどこで引っかかるのかを、価格.comの楽天証券レビューから拾いました。要約と一部引用で紹介します(当サイト管理人の体験ではありません)。
声1:手数料は「0.495%」だと思われている
基本はSBIと同じ。日本株は無料。米国株は0.495%。
(価格.comのレビュー・2024年11月25日投稿)
→ この0.495%は課税口座(特定・一般)の数字です。同じ楽天証券でも、NISA成長投資枠で買えば米国株・米国ETFの取引手数料は0円になります。「高い」と感じた人は、まず注文画面の口座区分がどちらになっているかを確認してみてください。
声2:買いにくさを感じている人がいる
豊富だが、米国株の買いやすさは他証券に軍配が上がるか。
(価格.comのレビュー・2022年10月11日投稿)
→ 取扱いは十分でも「画面の流れが分かりにくい」と感じる人はいます。実際に手が止まるのは、この記事のSTEP3にある数量・価格・口座区分・決済方法の4つです。ここに既定解を置いてあるので、迷ったらそのまま選んで大丈夫です。
声3:ポイントとドル受け取りが使える
米国株の買付にも楽天ポイントが利用可能/米国株を売却する際の受け取り通貨に米ドルも指定可能
(価格.comのレビュー・2022年9月3日投稿を要約)
→ 楽天ポイントを米国株の買付(現物・円貨決済)に使えることは公式にも記載があります(楽天証券 米国株式 手数料)。少額から試したいときに、現金を動かさずに1株買ってみる、という始め方もできます。
まとめ
楽天証券で米国株を買う5ステップ
- STEP1:ログインして「外国株式」を開く
- STEP2:ティッカーで検索(例:AAPL、VOO)
- STEP3:数量・価格・口座区分・決済方法を入力
- STEP4:口座区分を確認して発注
- STEP5:翌朝、約定を確認
積立をすでに続けているあなたなら、操作はきっと想像より簡単です。まずは1株から、気になっていたあの会社を買ってみてください。「自分の見立てで選んだ株を持つ」経験は、積立だけでは得られない学びをくれます。
楽天証券
この記事で解説した手順が使える証券会社です
- NISA成長投資枠なら米国株・米国ETFの取引手数料が0円
- 1株から・円貨決済OK(両替不要)
- 積立と米国株を同じ画面で管理できる
※当記事は情報提供を目的としたものであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資の最終判断はご自身の責任でお願いします。