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こねこ(投資1年目)

「今週から決算シーズン本格化」って見ました。私はS&P500の積立だけなんですけど、決算って追わないとダメですか?企業の数が多すぎて無理な気がします…。

トリ
トリ(管理人)

安心して。インデックス積立の人は、個別の決算を追わなくていい。それがインデックスを選んだ最大のメリットだからね。ただ「決算シーズンに指数がなぜ動くのか」だけ知っておくと、この時期のニュースが怖くなくなるよ。

この記事でわかること

  • 決算シーズンは年4回いつ来るか
  • 個別企業の決算でS&P500全体が動く理由
  • 積立勢が見なくていいもの・見てもいいもの
  • 個別株も持っている人の最低限のチェック

決算シーズンはいつ来るか

米国企業の多くは3か月ごとに成績表(四半期決算)を発表します。発表が集中する「決算シーズン」は年4回で、いずれも大手銀行の発表で幕を開けます

▼ 決算シーズンの年間サイクル(目安)
シーズン 時期の目安 対象の四半期
第1弾 1月中旬〜2月 前年10-12月期
第2弾 4月中旬〜5月 1-3月期
第3弾 7月中旬〜8月 4-6月期
第4弾 10月中旬〜11月 7-9月期

※執筆時点(2026年7月)はちょうど第3弾・4-6月期決算の序盤です。

個別の決算でS&P500が動く理由

「500社に分散しているのだから、1社の決算くらいで指数は動かないのでは?」と思うかもしれません。ここには1つ、知っておくべき仕組みがあります。

S&P500は「均等」ではない

S&P500は時価総額の大きい企業ほど組入比率が大きい時価総額加重の指数です。上位の大型テック企業だけで指数のかなりの割合を占めるため、上位企業の決算が良いか悪いかで、指数全体が目に見えて動きます。「あなたの積立の値動きの一部は、大型テックの決算の反映」というわけです。

市場が各決算で見ているのは主に2つ──EPS(1株利益)が予想を上回ったかと、ガイダンス(会社自身による今後の見通し)が強気か弱気か。特に株価を動かすのはガイダンスのほうです。

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こねこ

じゃあ、大型テックの決算日くらいはチェックして、悪そうなら積立を止めたほうが…?

トリ
トリ

その必要はないよ。決算の結果はプロが数秒で織り込むから、個人が発表を見てから動いても遅い。それに「悪い決算で下がった株を含めて、翌月も淡々と買う」のがインデックス積立の設計なんだ。500社の選別も入れ替えも、指数の側が勝手にやってくれる。

積立勢の既定解

既定解:インデックス積立勢は、個別の決算を追わなくていい

理由は3つです。

  • 選別は指数がやってくれるから ── 成績の悪い企業は時価総額が下がって組入比率が自然に小さくなり、入れ替えもルールで行われます
  • 決算プレー(発表またぎの売買)は個人に不利だから ── 良い決算でも「期待に届かない」で下がるなど、反応の予測は困難です
  • 追う時間がもったいないから ── 500社の決算チェックに使う時間を、収入を増やす・積立の原資を作る活動に回すほうが、リターンへの貢献は確実です

例外は個別株も持っている人。自分の保有銘柄の決算発表日だけはカレンダーで把握し、「持ち続ける理由が崩れていないか」を四半期に一度見直してください(それでも発表またぎの売買は不要です)。

決算シーズン中のニュースとの距離感

この時期は「◯◯ショック」「時間外で急落」といった見出しが毎日のように流れます。個別企業の急落ニュースは、あなたの積立全体にとっては500分の1前後の出来事(比率上位の企業でも1割未満)。見出しの温度と実際の影響の差を思い出してください。

まとめ

まとめ:決算シーズンの歩き方3点

  • 決算シーズンは年4回(1月・4月・7月・10月に開幕、大手銀行が先陣)
  • 指数は時価総額加重なので、大型テックの決算で全体が動く──それは正常な値動き
  • 既定解は「個別を追わない」。個別株保有者だけ、自分の銘柄の発表日を把握

決算と並んで株価の背景で効いているのが「金利」です。金利を決める会議・FOMCの見方はこちらで整理しています。

※本記事は情報提供を目的としたもので、特定の銘柄・商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。